同じ仕事をしていても、気持ち次第で疲れか方や効率が全然違う
【ライター】湯沢会計事務所 代表税理士 湯沢勝信
ドクターにとっての第2の人生と言える「開業」が、先生にとっても、先生のご家族にとっても、また地域の住民にとっても意義深いものとなっていくことを祈念いたします。
そしてこのコラムが、少しでもお役に立てれば幸いです。
クリニックの納涼会や、忘年会でクリニックのスタッフの人達と話をする機会があります。そうした時にスタッフの人達に仕事について聞いてみると、クリニックによってスタッフの意識が違っていることに気が付きます。あるクリニックでは、スタッフが常に前向きな気持ちで仕事に取り組んでいて自信に満ち溢れています。ところが違うクリニックでは、仕事は毎日しているがそれは休みの日に旅行に行くためと考えているスタッフがいます。
このようなスタッフの仕事に対する意識の差によって、職場の雰囲気や、仕事の結果は大きく変わってきます。ドクターにとっての第2の人生と言える「開業」が、先生にとっても、先生のご家族にとっても、また地域の住民にとっても意義深いものとなっていくことを祈念いたします。
そしてこのコラムが、少しでもお役に立てれば幸いです。
たとえば、真夏の炎天下の中道路工事をしている二つの現場があるとします。
遠くから見ていると同じように人工の人達が働いているように見えます。
しかし一方のグループは目標とする場所まで、みんなで力を合わせて1日でも早く道路を作ろうと頑張っています。もう一方のグループは、こんな暑い日にあんなに遠いところまで道路を造らなければならないとは、なんてついていないんだろうと思いながら仕事をしています。
前へ前へと、みんなの気持ちがなっているグループの方は働いている人たちがみんな活き活きとしていて疲れ知らずで、どんどん道路ができていきます。仕事がつらいと思いながら働いているグループは、暑さと疲れで体が重そうでなかなか仕事もはかどりません。
このように仕事に対して前向きに取り組んでいるグループとそうでないグループだと、同じ仕事をしていても結果が全く違ってくるのです。
クリニックでも同じことが言えます。スタッフのやる気スイッチを入れてスタッフの心に火をつけることができればクリニックの仕事はうまくいくと思います。
2017-11-6