医院開業コラム

定期的なミーティングと個人面談で経営理念を確認する

【ライター】湯沢会計事務所 代表税理士 湯沢勝信
ドクターにとっての第2の人生と言える「開業」が、先生にとっても、先生のご家族にとっても、また地域の住民にとっても意義深いものとなっていくことを祈念いたします。
そしてこのコラムが、少しでもお役に立てれば幸いです。
クリニックのスタッフと院長が一緒になってクリニックを盛り上げていくためには、定期的なミーティングと、個人面談が必要です。 クリニックを経営する場合、もっとも重要なのは経営理念です。 わかりやすく言えばなにを目指してクリニックを経営しているのかということです。たとえば、院長が考えている経営理念が、「地域の中の総合家庭医として、診療を行う」というものだったとします。その理念を実現するために院長は、赤ちゃんから、老人まですべての年齢の患者の診察を行い、地域の人達が来院しやすいクリニックにしようと考えているとします。そしてそういうクリニックにしていくためには、スタッフに自分の考えを心の底から理解してもらい協力してもらわなければなりません。スタッフにこうした考え方を理解してもらい、その考えにそったクリニックにするためにはなにをしたらいいのかを一緒に考えるのが、定期的なミーティングです。定期的なミーティングを行っていくことにより、スタッフと院長の距離が近くなり、一緒にクリニックを盛り上げていくことができるようになるのです。また、スタッフは、それぞれ院長に相談したいと思っていることや話を聞いてもらいたいと思っていることがあります。こうしたスタッフ一人一人の声を聴き、また院長の考えを直接スタッフに伝えることができるのが個人面談です。個人面談を行うことによりスタッフは院長が自分のことをどう思っているのかを理解することができ、また院長から期待されているのだと思うと、さらに院長のために頑張って働こうという気持ちになるのです。
また個人面談では、ひとりひとりの目標を一緒に話し合って、ゴールを設定するということも重要です。こうすることによりスタッフは自分が具体的になにをすればいいのかが見えてくるのです。



2017-11-24