従業員を募集しても全然こない。どうしたらいいだろうか
【ライター】湯沢会計事務所 代表税理士 湯沢勝信
ドクターにとっての第2の人生と言える「開業」が、先生にとっても、先生のご家族にとっても、また地域の住民にとっても意義深いものとなっていくことを祈念いたします。
そしてこのコラムが、少しでもお役に立てれば幸いです。
開業時、あるいは開業後に従業員を募集しても全然応募がない場合があります。特に看護師は病院が必死で求人をかけている影響もあり事務員とくらべると応募者は少なくない傾向があります。しかし診療所の場合病院のように沢山の人を雇うわけではありません。多くても10人程度の従業員を集めれば十分なはずです。求人というのは同じ条件で出していても集まりやすい時期と集まりにくい時期があります。応募者が少ない時があってもあきらめずに広告を出し続けることも必要です。それでも応募がない場合には、他の医院が募集している採用条件や給与、労働時間、福利厚生等の内容と自医院のものとを比較してみてください。自医院の条件が他の医院と比べて極端に劣っている場合には条件を見直す必要があるかもしれません。また、応募者が少ない場合には媒体を変えてみるのも一つの方法です。求人に絶対はありません。募集している側と応募したい人のタイミングあった時に出会いが始まるものです。応募が少ないからといって希望にかなわないような人を仕方なしに採用するようなことは避けた方がいいでしょう。いい人と出会えるまで粘り強く待ちましょう。
ドクターにとっての第2の人生と言える「開業」が、先生にとっても、先生のご家族にとっても、また地域の住民にとっても意義深いものとなっていくことを祈念いたします。
そしてこのコラムが、少しでもお役に立てれば幸いです。
2017-07-19